2026-5-15

こんにちは。
アキヤマのホームページをご覧いただきありがとうございます。
家づくりでは、
・断熱性能
・耐震性能
・省エネ性能
など、「性能」に注目する機会が増えてきました。
もちろん、どれも大切な要素です。
ですが、性能の数値だけを追い求めれば、
本当に暮らしやすい家になるとは限りません。
大切なのは、
地域の気候や暮らし方に合わせながら、
バランスよく設計すること。
今回は、静岡の気候を踏まえながら、アキヤマの家づくりでも
心掛けている「パッシブデザイン」という考え方についてご紹介します。
① パッシブデザインとは?
パッシブデザインとは、
機械設備に頼りすぎず、
・太陽の光
・風
・熱
といった自然の力を活かして、
快適な住環境をつくる設計の考え方です。
例えば、
・冬は太陽の光を取り込む
・夏は日差しを遮る
・風が抜ける窓配置にする
など、建物そのものの工夫によって、
快適性と省エネ性を両立させていきます。
② 静岡の気候と家づくり
パッシブデザインを考える上で、
・夏の湿気
・強い日差し
・台風時の風雨
などを考慮する必要があります。
ですが、静岡は全国でみると比較的温暖な気候である、
ことも重要な要素となります。
極端な話ではありますが、沖縄や北海道の気候と
同じ基準で作ろうとすると、オーバースペックな家となり
本来コストをかけたかった部分に費用を割けなかったという事態に
なり得るのです。
地域の気候を理解しながら設計することで、
より快適な住まいにつながります。
③ 「目に見える性能」だけでは決まらない快適性
パッシブデザインに類似した言葉として、アクティブデザインという
ものがあります。こちらは、太陽光発電やエコキュートなど、
先進技術を活用してエネルギー利用の最適化を目指すデザインです。
これらの設備を利用することで、電力の生産や光熱費の削減といった
目視しやすい省エネ性が確保され、安心感にもつながります。
その点でいえば、パッシブデザインは直接その効果を感じ取るのは
難しいものといえます。
ただ、アクティブデザインだけに力を入れてパッシブデザインを疎か
にしてしまうと、
・暖めた/冷やした空気がすぐに外へ出ていってしまう
・設備が故障したときに、確保まで日にちがかかると快適性ががくんと下がる
といった問題が生まれます。
アクティブデザインについてたくさん調べられていましたら、
ぜひパッシブデザインについても一緒に考えてみてください。
④ 自然を活かす窓の考え方
パッシブデザインでは、
窓の配置が非常に重要になります。
例えば、
・南側から冬の日差しを取り込む
・夏は庇で直射日光を遮る
・2方向の窓で風の通り道をつくる
といった工夫によって、
自然の力を活かした住環境をつくることができます。
窓は、単に明るさを確保するためだけでなく、
快適性や省エネ性にも大きく関わっています。
まとめ
家づくりで大切なのは、
性能の数値だけを追い求めることではありません。
地域の気候や暮らし方に合わせながら、
・断熱性能
・採光
・風通し
・耐震性
をバランスよく整えていくことが、
本当に暮らしやすい住まいにつながります。
静岡の気候を活かしたパッシブデザインは、
自然と心地よく暮らすための工夫のひとつです。
今回の記事が、
家づくりを考える際のヒントになれば幸いです。
