昨日見学させていただいた、川口市エコハウスさんのモデルハウス。
「水蒸気を止めるのではなく通す」という考え方は、説明を聞けば聞くほど腑に落ちます。
これまでの防水紙+気密シートという考え方に、
真っ向から異を唱える松岡社長のロジックはとても分かりやすく、自信に満ち溢れていました。
今後の省エネ住宅のあり方を、根本から考え直させる新機軸になるような予感がします。
石油系断熱材や塩ビ系の気密シートや室内クロス、防水シートなどは、
ハウスメーカーを始め我々のような工務店にとっても、
もう常識として何の迷いもなく使用されている建材です。
また、これらの建材を生産しているメーカーは、日本を代表するようないわゆる一流企業ばかりです。
このため、エコハウスの松岡社長が考える「本物の環境住宅」が、一般的な建築として浸透するには、
相当高いハードルがあるのも事実です。
しかし、我々のような小さな工務店だから、身軽に方向転換することも可能です。
松岡社長には、これからの弊社の省エネ住宅への取り組み方について、
深く考えるいい機会を与えていただき、心から感謝申し上げます。
勉強になりました。ありがとうございました。