消費税あなたは「駆け込み派」?「じっくり派」

さて、いよいよ現実感が出てきた消費税10%への増税ですが、
毎度毎度消費増税時にセットで出てくるのが「景気の落ち込みを抑える策」です。
そこで、今現在聞こえてきている施策案の内容を簡単にまとめてみましたので、
「駆け込む」か「じっくり」いくか参考にしてみてください。

①    住宅ローン減税:控除率=残高×1%×10年間最大400万円まで。
これ、単純に4000万円借りると毎年40万円税金が戻ってくると考える方もいるんですが、
そもそも10年間で400万円の控除を完全に享受できる人の条件は、借入約4500万円・年収約750万円超の方ということなので、かなり狭き門ですよね。
ただ、注目すべきは5年の期間延長案。仮に現行の10年が15年に延長ということになれば、
借入3000万程度で500万円以上の所得のある方にとっては、
増税後の方が得になるケースも出てきそうなので、期間延長案が決まれば、じっくりの方がお得になる可能性が出てきます。

②    住宅エコポイントの復活:「最低限の省エネ性能を満たす」住宅工事に、
1戸当たり最大30万ポイントを付与。
ただし、今回は「一定の耐震性」に対してもポイントを付与してくれる案が出ています。
「一定の」がどれくらいの耐震性能を条件とするのか、明らかにはなっていませんが、
耐震等級2程度のレベルになるとしても、元々等級2の性能評価を受ける事自体に、
同額くらい費用がかかってしまうので、あまりメリットはありません。
元々性能表示を選ぼうとしていた人以外は、駆け込んだ方がよさそうです。

③    住宅取得資金贈与非課税枠:基礎控除込810万円(省エネ住宅1310万)が、2610万円(省エネ住宅3110万円)に拡充されます。
両親やおじいちゃんおばあちゃんから1500万を超えるくらいの、BIGな援助が見込める方は断然増税後が得になりそうです。

さて、あなたは「駆け込み派」か「じっくり派」か参考にしてみてください!

これ、もう少し全貌が分かってきたらセミナーでやりますので、そちらもよろしくお願いいたします。

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