マンションか一戸建どちらにするかとお迷いの方へ。
今回は、マンション・一戸建のランニングコストについて解説いたします。
マンションのランニングコストについて・・・*マンションの場合は、管理費の他に修繕積立金・駐車場代が毎月必要です。
当初は、修繕積立金は月に5000円程度の物件が多いですが、年数で逓増(次第に増える)していくか、10年・20年目に数十万円位の一時金が必要になります。
先のこととして考えず、当初から必要総額を想定して、月々にならして確保しておくことが望ましいでしょう。
一般的な70㎡の物件の場合、毎月1万5000円は貯めておきたいところ。10年間で180万円が必要となります。
一戸建のランニングコストについて・・・*一戸建にはマンションのような管理費や修繕積立金や駐車場代はかかりません。
しかし、その分、日々の清掃やメンテナンスは自己責任。屋根、サイディング(外壁)、給湯などの大小の設備の修繕も10年・20年後に必要となってきます。そのコストを無視して目いっぱいのローンを組んでしまうと住環境の快適さを維持することはできません。将来を考えると、毎年建築費用の1%程度は積み立てておきたいところです。
4LDK1800万円の物件なら年間18万円、10年で180万円です。
*家の規模などにもよりますが、管理費もある分ランニングコストとしては、マンションの方が割高。ただ、一戸建の場合は、日頃から自分で小まめにメンテナンスをしないと劣化が加速し、将来的に大規模修繕が必要になって余計なコストがかかってしまう可能性があるので注意が必要です。
次回は、あなたに向いているのは、マンションか一戸建か!?について解説いたします。
お楽しみに!