今回も不動産用語ついてわかりやすく解説します。
前回に引き続き「用途地域」です。
商業系の2地域について
近隣商業地域・・・まわりの住民が日用品の買い物などをよくする地域です。前回解説した準住居地域よりさらに制限が緩和され、店舗や事務所、劇場や映画館などの床面積の制限がありません。また、床面積150㎡以下で危険性がなく環境を悪化させる可能性のない工場や床面積300㎡以下の自動車修理工場も建てられます。
あなたにピッタリ・・・生活利便性が高いのですが、同時に人や車の往来も増えて騒々しくなります。そのため生活利便性を重視して、あまり日中家にいない人。また、この地域にある商業施設に勤めている人。
*草薙駅南側周辺が該当地域です。
商業地域・・・近隣商業地域よりさらに緩和され、銀行や映画館、飲食店、百貨店などが集まることを目的とした地域です。風俗施設や小規模な工場も認められています。ターミナル駅の周辺などが指定されることが多いです。
あなたにピッタリ・・・あらゆる施設が建てられているため騒々しくなります。一方でターミナル駅など大きな駅が近 くにあり、大きな商業施設もあるなど利便性は高い地域ですので、住環境よりそうした利便性を重視する人。
次回は、用途地域の最後である工業系3地域を解説します。
お楽しみに!